韓国芸能界のチャ・スンウォン、日本芸能界の「みのもんた」親の罪とは？

「みのもんた」や中村雅俊など、子供の刑事事件が世間を騒がせたことがあったが、「子供の犯罪で有名人である親が叩かれる文化慣習」は日本だけのことでははい。

韓国芸能界でも最近、モデル出身の人気俳優チャ・スンウォンの息子で、元プロゲーマーのチャ・ノア(24)による相次ぐ犯罪で、親子ともに世間の注目を浴びている。 ことしの3月に大麻草喫煙で起訴され、先月執行猶予を受けたチャ・ノアだが、8月には女子高生への性暴行、監禁、放火、器物損壊の容疑で書類送検（警察から検察への書類による捜査依頼）されている。

韓国では先日、被害者とされる女子高生K氏（18）の母親側が事件の詳細と現在の心境を激白したことで再びメディアを騒がせている。K氏の母親は、「事件後、娘の体重は14kgも落ちて精神科の治療を受けている状況だが、加害者親子からは未だ謝罪の連絡がない」と強い不快感を表した。

なお、医師からの診断書には、「心的外傷によるストレス障害や不安障害などの病症で6か月以上の治療と観察が必要」などと記載されていることがわかった。

さらには、「示談に応じるつもりは全くないし、和解する気持ちはさらさらない」、「証拠資料は全て提出済みだが、捜査が長引いているようなので家族全員が大変な思いをしている」、「加害者が厳重な処罰を受けなければ、このような事件がさらに増える可能性がある」、「まずは提出済みの証拠だけでも迅速に対応してもらいたい」と述べた。

これらの状況を受けてK氏側は、「加害者は罪質が非常に重いので、身柄を拘束して起訴されるべきだ」と主張し、数日前には大統領府に嘆願書を提出している。 チャ・ノア氏はことし4月、知人の紹介でK氏と交際を始めたようだが、「大麻喫煙」が理由でふられてしまったと報じられている。

結局、別れを素直に受け入れられなかった彼は、K氏のマンションに押し入り、レイプと同時にK氏の服に火をつけた容疑で告訴されているのだ。

さらにその後は、祖父の別荘にK氏を監禁し、性暴行と脅迫を行ったとされている。 一方で、チャ・ノア氏本人は、「K氏とは今でも交際中で告訴内容は事実ではない」と容疑を否認している。

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