Rain(ピ)、あの“マルチスター”のカムバック構想
- hangulking
- 2013年11月14日
- 読了時間: 3分
日本での「Zeppツアー」を控えているK-POPスター、Rain(ピ)の本格的なカムバック構想が固まりつつあるようだ。とくに韓国内では、兵役中にあった不祥事を挽回するためにも、かつてなく慎重な芸能活動が行われている模様。
所属事務所のキューブエンターテインメントは、「映画やドラマ出演のオファーが多いが、本人はやはり本業(歌手)によるカムバックを望んでいて、自作曲も6曲ほど制作している」「彼の知名度を考えれば、大々的なカムバックがふさわしいかもしれないが、まずは音楽的なレベルを引き上げることに専念したい」と明かした。
ことし7月に除隊したRain(ピ)だが、復帰作となるアルバムの発売は、来年の上旬をめどにしているという。
現在は、ソウルの清潭洞に位置する某スタジオで収録が進められているようだ。 K-POP界の関係者は、「既に半分ほど制作を終えた状態」とし、「今回は自作曲も多数含まれているので、アルバムのコンセプトなどをめぐって慎重に議論が交わされている。
Rain(ピ)本来の姿でストレートにカムバックするか、除隊をきっかけに変わったイメージを披露するかで、まだ構想が続いている状況」と述べた。
また別の関係者は、「彼は今、フィーチャリングの相手を探しながらアルバム制作に集中している。来年の年明けは多くのK-POP歌手がカムバックを予定しているが、その中でもRain(ピ)の新しいアルバムが最も業異界関係者の関心を集めている」と伝えた。 Rain(ピ)の歌手としてのカムバックは、軍入隊前の2011年8月に発表したデジタルシングル「釜山の女」以来2年半ぶりだ。
俳優としての地位もしっかりと築いてきたために、映画界やドラマ業界からも数々のオファーがあったようだが、本人の意向で全て断っている様子。
時期が時期だけに、初心に立ち返ろうとする彼の意志とプライドが伝わってくる場面でもある。 先月12日には、 2000人以上のファンが集まったファンミーティングに参加して、「さまざまな魅力が感じられる曲で素敵なステージをお見せしたい。進化した姿も見せたいし、新しいことに挑戦してみたい気持ちもある。
一つ言えるのは、韓国だけでなく世界のファンが楽しめる音楽とパフォーマンスを必ず見せる」と意気込んだ。 Rain(ピ)は、ニューアルバム発売に先駆けて、ファンとの距離が短い「ZEPPツアー」などで自分の感覚を取り戻していく予定だ。14日の「ZEPP名古屋」を皮切りに、28日まで福岡、大阪、東京の4都市で「2013 RAIN ZEPP TOUR - STORY OF RAIN」が開催される。
1998年に6人組アイドルグループ「FUN CLUB(ファンクラブ)」のメンバーとしてデビューしたRain(ピ/本名:チョン・ジフン)は、2002年にソロ歌手に転向し、「悪い男」、「さよならの代わりに」、「It's Raining」、「I'm Coming」など多くのヒット曲を発売してきた。
ドラマでは、 「サンドゥ、学校へ行こう」、「フルハウス」などのヒットで俳優としても高い人気を誇る。 今、アジアを代表する“マルチスター”の今後の方向性に熱い視線が注がれている。
● 本記事は韓流ポータルサイト「ワウコリア」のコラムコーナーにも掲載しております。
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